今日も、結婚式を糸満で1件ありました。
式の中でも、特に厳粛なのが、誓約の部分でしょうな。
式分も、現代風の言葉から、文語体まで、あります。
「汝、健やかなる時も、病める時も、富める時も、貧しき時も。。。死が二人を分かつその時まで。。
愛することを誓いますか?」
もちろん、元気よく、「
はい、誓います」
しかし、この式文をよく読んだら、ものすごい重たいよ。
もともと、この愛がどんな愛なのか、それは、キリスト教の結婚式なので、
バイブルにある愛が、土台にあるわけだけど。。。。
その愛とは、
結婚がうまくいこうが、いくまいが、、、
相手が、予想通りの愛しい人であろうが、
逆に、自分の想定外の人間であったとしても、
変わらず(態度を変えず)
愛する、と言うことです。
この誓い
ボクも、14年前に、誓っちゃたよ。
つくづく、この誓いの重さにおののいております。
人間、出会ったばかりの恋人、新婚の夫婦、または、出産後、しばらくの期間には、
人間の脳内ホルモンが最高に分泌される。
アドレナリン、エンドルフィンが猛烈に、出ているわけ。
24時間、ユンケルとか、リゲインを飲んでいる状態かな?
つまり、ハイな状態。トランス状態。。。まではいかないけど、
とにかく、何をやっても楽しい感じ。。。。
ボクもね、ワイフと付き合った頃は、デートして、朝方まで遊んで、ほとんど寝ないで、
仕事に行きました。でも、全然、へっちゃらでした。
新婚の時も、家に帰るのも楽しみだし、ワイフが料理をする、その横で、テレビ見ているのも楽しい。
だからこそ、ハネムーン(ハチミツが語源らしい)って言うんだよ。
あま~い
でも、でも。。。
その、
あま~い 季節が終わる。
潮が引いたように、高揚感がなくなる。
アドレナリン、エンドルフィン。。。
供給停止状態。。。
10年前ぐらいに、「人間の愛は3年で終わる」、という内容の本が出ていたのを覚えているけど、
たぶん、言いたいのは、ときめきとか、高揚感とか、脳内ホルモンとかが、
なくなること言うんだと思う。
でも、バイブルが言っている愛は、まったく逆なの。
ときめきとか、高揚感とか、脳内ホルモンとかはそれは感じる(Feel)ことでしょ。
Feel,,,これは、恋とか恋愛とかで表現する方がいい。
愛は感情じゃなくて、意思なんです。
彼(彼女)は私がパートナーとして選んで、一生ともに歩むと決めた。
だから、愛する。
その誓約を生涯守る。。。という意思。
(西洋が契約の文化なのも、このへんから来ていると思う)
これが、バイブルの言うところの愛なんです。
芸能人が「性格の不一致」を理由に別れます。
でも、性格が不一致なのは当然じゃん。。。 だからおもしろいし。。。。
その時は。。。「ボクは愛の誓約を貫けませんでした。」と言った方がいいね。(誓ったかわからんけど)
やさしそうな男と思って、結婚したのに、単に優柔不断で頼りない奴だった。
自分の意思をしっかりもっている女性だと思って、結婚したのに、我の強い女でした。
ハネムーンが終わると、「あまたもえくぼ」が豹変して、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」になります。
そのハネムーンが終わった時、その人の
愛が
問われるのよ。
以前、冒頭の式文を呼んで、「誓いますか?」って新婦に質問したら、
「努力します」とのたまった。
すごい空気になったけど、でも、その人の方が、この誓約の意味を理解しているように見えたのは
ボクだけだろうか。
じゃあ、なんで、不可能とも言える愛を、バイブルは求めるんだろう?
キーボード打つ手が、疲れたから、明日にでも続きを。。。
すんまそん。